習得STEP
5、ほめ方、しかり方のポイント
5、ほめ方、しかり方のポイント
上司や先輩から注意を受けたとき、思わず感情的な発言をしていませんか。直に聞き入れられず、強引な主張をしたところで、何も解決しません。むしろ周囲からの評価が下がります。注意を受けたときや、叱られたときは、自分を成長させる貴重なアドバイスと捉え、謙虚な姿勢で聞くことが重要です。そして、その場で、まず謝ることです。難しい言い訳をする必要はありません。 「大変、申し訳ございませんでした」と、素直に伝え、失敗を繰り返さないように努力すればいいのです。また、後輩や部下のほめ方にも注意が必要です。人前でほめる行為は、本人が一目を気にしたり、周囲の人のやる気を削いでしまうこともあります。
効果的なほめ方 | どこがどのように良かったのかを具体的に説明すると、本人のやる気につながります。隠れた長所を見つけて伸ばしてあげるのも上司の役目といえます。 |
効果的なほめ方 | 口先だけでほめないこと。心のこもっていない言葉は相手に伝わり、信頼関係にも支障がでることがあります。 |
叱られたときの対応 | まず、自分の言動を振り返る 意味なく叱られることはなく、必ず原因があるので、自分の言動を振り返り、自己分析する余裕をもつことが重要です。スキルアップにつながります。 |
叱られたときの対応 | 同僚に相談することもある 冷静に判断できる第三者の意見は大変参考になる。 |
叱られたときの対応 | 正直に上司に聞く 自分のいたらない部分を尋ねる。謙虚な姿勢で意見をもらい、反省点を明確にする。 |
叱られたときの対応 | 仕事で信用を回復する 叱られたことを機に、その後の成果を上げる。その前向きな姿勢が好印象としてる伝わる。 |